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インベスターからの注目を集めるバーチャルインフルエンサー達

バーチャルインフルエンサーとして今もっとも注目されているのがインスタグラマーのリルミケーラ。彼女を生んだ会社の価値は今最低でも125億円にも及ぶと言われている。そしてsuperplasticToonstar のようなVCから投資を受けている会社等は今SNSプラットフォームで活躍できるようなリルミケーラのようなバーチャルインフルエンサーの開発に力を入れているようだ。

インベスター等はバーチャルインフルエンサーに可能性と強い興味を示しており、総投資額は20億円にも及んだと言われている。

ニューヨークにある投資会社のピーターロハス氏は今年から来年にかけて、リルミケールのようなバーチャルインフルエンサーを見かける機会は莫大に増えるであろうと予想している。

そしてこのリルミケーラが作られた会社Brud会社だけで集めた昨年の投資額は6億円にも及び、話題を呼んだ。

Brudはこれからのリルミケールの新たな開発に及び必要な費用約20億円から30億円の投資を募集しており、既に新たな企画を匂わすような投稿を彼女自身がしているのが見られる。

リルミケーラを初めて見る人の為に少し詳細を書くと、リルミケーラは人間ではなくバーチャルのキャラクターでインスタグラムのフォロワー数約150万人をもつインスタグラマー。彼女は本当の人間ではないがファンはもちろん人間という事から、投資家達がバーチャルインフルエンサーに目を光らせ始めている。

バーチャルセレブの登場

彼女のようなバーチャルインフルエンサーの始まりは初音ミクやバンドのゴリラズなどがあげられるが、もちろんその当時はAIの技術は今より馴染みがなく、SNS上での価値がライクとフォロワー数で測る時代でもなかった。

リルミケールのようにフォロワーという数字で世間からのサポートを表せたことが投資家からの注目を得れた一つの理由ではないかと考えられる。

人間は現れては消えるがIPは生き続ける

Superplasticに投資をした事で知られているニューヨーク拠点の投資会社Betaworksは、バーチャルキャラクターにおけるAIの役目や、SNSの新たなプラットフォームの作成などソーシャルメディア全体として考え直す事に興味を抱いており、その希望がきっかけで投資を始めたそう。

企業等は人間のインフルエンサーには彼らのポテンシャルに”賞味期限”があるが、バーチャルIPの場合それを延長させる事が可能だということが分かってきていると語った。

今までにない新しい世界観が作られ、双方向型のゲームがもっと誕生し、リルミケールのようなキャラクターに影響されたトレンドがもっと増えていくであろうと予想している。

という事はローガンポールのようなインフルエンサーは消えていくのか?

それは未確定だが、Brudの集めたファンディングやSuperPlastic、Toonstarのような企業が投資家の目を集めているという事はこれからバーチャルインフルエンサーが速度を上げていく事は間違いないと言えるであろう。

これからどういった新しいインフルエンサーが登場していくのか目が離せない。

VTuber(バーチャルユーチューバー)事務所「Animel Studio」

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