エアロバイクをこぐ際、通常の方法でただ漕いでいたら退屈になるし、足は痛むし楽しくないと思う人もいるだろう。そこでVRを使ってエアロバイクをすることにより体験が楽しくなるだけでなく、疲れや辛さまでもを軽減させることが可能になることが判明した。
楽しい=辛さも減る
アメリカのジョージア大学では100人以上の健康な大人を使ったエアロバイクで30秒こいだ際の実験をまとめた。半分の参加者がVRを使って大自然の映像を見ながら漕いで、半分がVRナシの通常の状態で漕いだ結果、漕いだ時間が量は同じにもかかわらずVRを使った参加者は12%辛さが軽減したことがわかった。
エアロバイクのような激しいエクササイズで疲労が軽減されるという事実も、実際に実験をするということも初めてのことだそう。
この結果は小さい時にお医者さんに行って注射をする際にドクターやナースの人が頑張って子供の気を散らしたりするのと同じようなことで、エアロバイクをこいでいる際もVRを使って気を散らすことで疲労が軽減されたような感覚になるということだ。
そしてVRを使ったアクティビティで疲労が軽減されるような感覚のアクティビティを続けることにより、今までよりも疲労を感じないためより長く、効果のあるワークアウトをつ続けることが出来るようになるそうだ。
VRの技術は様々な分野で活躍して行っているが、今後もっと体を使った事に使用できる道が多くなって行くのではないだろうか。