アイフォンのSiriやカメラ、音声機能を使って企業や政府が情報を集めているのではないかといった噂がここ数年で広まっているが、アレクサなどのバーチャルアシスタントでも同じような事が起きうるのであろうか？

アレクサは、音声交流や音楽再生、予定リストの作成、アラームの設定、ポッドキャストのストリーミング、オーディオブックの再生と天気や交通情報、リアルタイム情報などの提供ができる。また、アレクサ自体をホームオートメーションハブとして使用し複数のスマートデバイスを操作可能な機能である。こういったAIアシスタントはアレクサだけでなく、グーグルやSiriといった機能も同じで、アレクサにほんの一部を読ませたり、Siriに夕飯のレシピを探してもらったり、子供が電話に出ない時グーグルに電話に出させるよう圧をかけたりバーチャルアシスタントがオファーするサービスは様々で幅が広い。

話しかけるだけでアレクサがなんでもしてくれるAIアシスタントは非常にシンプルで便利で家に一台はあるという人も少なくはないのではないだろうか。

この便利な世の中になり、人々はスマートデイバイス（スマホ、バーチャルアシスタント、シリなど）に頼りきっていることから、最近詐欺被害についての警告が上がっているという。

お店などの電話番号が知りたい時、通常ググって一番上に出てきた番号が一番正しい番号と思うが、それが広告で上位に表示されていた場合そのサイトはお金を払って検索の上に上がっているだけで正しいビジネスの番号ではない場合がある。そしてその番号が詐欺師の電話番号だった場合そこにつながり予想もしない場所へと繋がってしまうのだ。

最新の詐欺被害といえば、中継でつながれるカスタマーサービスで今この瞬間からカスタマーサービスの人とメッセージなどでつながれるサービスでの被害だ。

詐欺の内容は、お金を電信送金するようにと伝えられたり、プリペイドのデビットカードを買ってくるようにと言われたり、自分のコンピューターにアクセスするようにと支持されたり、悪質な方法がたくさん広まっているようだ。

詐欺は大抵高齢者が狙われやすいが、今回の方法はバーチャルアシスタントなどのスマートデイバイスを全てに使用する若い層の人々までもが標的になっているということで注意が必要だ。何か怪しいと思ったらすぐに電話を切り、うっかり詐欺被害に巻き込まれないようにする注意が必要だ。ググって電話番号を入手した後や自動ダイアル機能をオンにしているばあいなど、かける前にもう一度その電話番号を確かめたり、自分を守る対策が必要になりそうだ。

そして詐欺被害に遭ってしまった場合は直ちに警察に連絡を入れましょう。