皆さんご存知の通り、キズナアイが今一番人気のあるVチューバーです。
そして見てわかるように、とても精巧でリアルにできています。
そこでみなさんが気になるのが…
“どうやってキャラを作っているの?”
“どうやったらキャラは本物の人間みたいに動けるの?”
世の中にたくさんある製作過程の中で、私の知っている範囲内のVチューバーキャラクターの製作過程を見ていきましよう。
2D or 3D
今のところ2D と 3Dの2種類のVチューバーが存在します。 例えばキズナアイは3D、輝夜月とミライアカリは2Dです。
3D キャラクターの制作にはとても多くの工程があり時間もかかります。しかし、その甲斐もあり出来上がったキャラクターはとてもリアルで、顔の表情はまるで本物の人間のようです。
しかし、実際は2Dキャラクターの方が3Dキャラクターより多く存在しています。それは制作過程によるものです。
月ノ美兎
ご覧の通り、やはり3Dキャラクターは動きが滑らかで、とてもリアルにできていますが、2Dキャラクターには劣る点がいくつか見られます。
2Dキャラクターは3Dキャラクターに比べ低コスト、軽作業で作れ、そして顔の表情が少ないです。
そのためVチューバー制作でまず最初に決めるのは寸法の種類です。
3Dキャラクターの作り方
3Dキャラクターの作り方はたくさんありますが、最もベーシックな作り方を紹介していきます。
- 二次元のキャラクターを描く
- キャラクターを三次元に変換
- 三次元の動きを加える
- 動画撮影
キャラクターを描く
当たり前ですが、最初のステップはキャラクターを描く工程です。
またキャラクターの設定も同時に進めていくと後々楽になります。
下書きの際、最悪でもキャラクターの正面、側面、背面の下書きを準備しておきましょう。これも後々の作業を楽に進めるためです。(特に2Dから3Dへ変換する際に重要)
また下書きの際、キャラクターが左右対称である場合、キャラクターの半分だけを書けば残りはミラー機能で残りの半分をコピーできるので、時間短縮になります。
しかし、キャラクターが左右非対称である場合はこの機能が使えないので、全て自分で書かなければなりません。
3Dキャラクターの作り方
この作業で必要なのはキャラクターの下書きと3Dツールです。3Dツールの使い方を知っている方であればとても単純な作業になります。無料で3Dツールをダウンロードできるので、事前に調べておくと良いでしょう。
おおよその作業期間は1週間ですが、初心者の方や3Dツールになれていな方はもう少し時間がかかるかもしれません。
3Dキャラクターに動きを加える
3Dキャラクターに変換できたら、動きを加えます。この作業はとても難しいので、ほとんどの人がこの作業を外注で済ませています。
フィルミング
上記までの作業が終わると、最終段階の撮影です。
この作業は他のYouTuberさんたちが行なっている作業と同様なので、そこまで難しくはありません。
コスト
3Dキャラクター制作費は?
Facerig (編集ソフト)/ ウェブカメラ 1500~5000円
キネクトセンサー 1~2万円
VRセット 3~5万円
モーションキャプチャ 20~50万円
金額はクオリティによって様々ですが、上記は一般的な物の金額です。
そして、キャラクターに動きを加える工程が一番難易度が高く、コストのかかる部分ですので、この工程をどのようにするかがトータルでかかるコストの鍵と言えます。
全ての工程に要する時間は?
最初から最後まで一人で全ての作業を行なった場、合1ヶ月以上の時間を要します。(クオリティにもよる)
Vチューバーにあるために以下のスキルが最低でも必要になります。
- キャラクターを描くスキル
- 3Dキャラクターを作るスキル
- 最低限の設備
- 映像編集
チームでこの作業を行えばもっと効率良く進めることが可能になります。
外注について
効率性や時間を考慮した際、アイディアさえあれば外注で済ませることも可能です。あとは全て委託した会社が行なってくれます。
予算は大体2Dキャラクターで約50万円、3Dキャラクターで約100~200万円となっています。
私たち, Animel Studio は最先端CGアニメーションを使用したキャラクター作成からVチューバーマネージメントまで全て行なっております。
少しでも興味のある方はいつでもお気軽にご連絡ください。